2010年7月15日木曜日

北朝鮮・在韓国連軍、将官級会談の開催に原則合意

【ソウル15日聯合ニュース】在韓国連軍司令部・軍事休戦委員会と北朝鮮・朝鮮人民軍板門店代表部は15日に板門店で大佐級実務会談を開催。韓国哨戒艦沈没事件を扱う将官級会談を開くことで意見をまとめたようだ。
 国連軍司令部の報道資料によると、同日の大佐級会談は約1時間半にわたり行われ、双方はそれぞれ上層部との協議を踏まえ、将官級会談に関する詳細事項を確認することで合意した。同日の協議結果を上部に報告した後、もう一度実務会談を行うか、すぐに将官級会談を行うかを決定する。
 国連軍司令部側は会談で、哨戒艦沈没事件を朝鮮戦争休戦協定の枠内で協議しようと提案した一方、北朝鮮側は韓国の調査結果に対する「調査団」派遣を主張し、一時は会議場に緊張感が漂ったとされる。事件に対する双方の溝が大きいため、将官級会談の前にもう一度実務会談が開かれる可能性が高いとみられる。
 国連軍司令部と北朝鮮軍の将官級会談は、信頼構築の一環として1998年6月に初開催され、これまで16回行われた。

2010年7月2日金曜日

スパイ事件で容疑認める供述=ロシア情報機関が住居購入―米

【ワシントン時事】ロシア対外情報局(SVR)のスパイとして6月27日に逮捕された容疑者の1人が、容疑を認める供述を行っていたことが分かった。米メディアが1日伝えた。
 供述を行ったのはフアン・ラザロ容疑者。検察当局が裁判所に提出した供述書によると、同容疑者は偽名で、ウルグアイとしていた出生地も偽りだったことや、ニューヨーク州の住居購入費をSVRが負担したことなどを認めたという。 

2010年6月21日月曜日

銘柄パトロール:三井物産、ニコン、日産自動車、帝人など

三井物産 <8031> 1189 +46
反発。一部で米メキシコ湾原油流出事故に関して米政府が同社の子会社の三井石油開発に「責任」を指摘する声が上がっていることが伝えられたが、反応薄。むしろ、16日にBPがメキシコ湾原油流出事故の損害補償に200億ドルを拠出することで米政府と合意し、デフォルトの懸念が薄らいだ格好となってからはしっかりした展開が続く。

ニコン <7731> 1722 +50
3日ぶり反発。前週末に会社側が発表した2013年3月期を最終年度とする中期経営計画を好感している。それによれば、最終年度に売上高1兆1000億円(今期予想8800億円)、営業利益1200億円(同520億円)を目指す。露光装置とデジタルカメラの主力2事業の拡大を測るほか、新規事業の創出などにも注力する方針。外資系証券では投資判断「アンダーパフォーム」、目標株価は1800円を継続。野村證券では目標株価を2926円から2586円に引き下げるなどアナリスト評価は総じて低いが、市場がそれを跳ね返した格好。

日産自動車 <7201> 691 +20
外国人売りを吸収し3日ぶりに反発。一部で、同社のカルロス・ゴーン社長が中国生産は現地市場向けが基本で輸出がほとんどなく、為替リスクが小さいため「人民元の切り上げはポジティブ」としたことを好感。人民元弾力化による中国の購買力上昇を期待した買い。

帝人 <3401> 286 +17
続伸。一部で自動車向けに加工のしやすい炭素繊維材料を開発したと伝えられ好感された。加工に時間がかかるため量産に適さないといった、従来からネックとなっていた点についても、かなりの進展があった模様で、野村證券では「ポジティブ」評価。

武田薬品 <4502> 3925 +30
8日続伸。週末に一部で米社と提携してインフルエンザワクチンの生産に乗り出し、2014年の出荷を目指すと伝えられ好感された。折よくUBS証券が目標株価を4300円から4600円に引き上げたことも株価上昇を後押し。

日立建機 <6305> 1857 +102
3日続伸。中国の売上高が高くて、主要部品(エンジン、油圧機器など)を日本から輸入しているため、人民元高は調達コストの低減となり、中国子会社の営業利益にはプラスとなるという見方が浮上。

ナブテスコ <6268> 1446 +58
3日ぶり反発。産業ロボット向けの精密減速機や、建機向けの油圧機器、鉄道車両用ブレーキ装置などの中国の販売が拡大するという期待から買われた。ベトナム国会での高速鉄道導入否決には反応薄。

豊田通商 <8015> 1392 +73
4連騰。大和証券キャピタル・マーケッツがレーティングを「3(=中立)」から「2(=強気)」に格上げ。2011年3月期営業利益は会社計画750億円を上回る930億円(前期比67%増)を予想。「トヨタ <7203> の生産関連事業(鋼材、自動車部品)は年度初から堅調なスタートを切っており、自動車設備投資関連や新興国での自動車販売は今後の業績回復が見えてきた」と。

松屋 <8237>  900 +13
3日ぶり反発。中国関連株人気が波及。観光スポットの銀座と浅草に店舗を構えており、購買力が上昇した中国人観光客の増加期待が浮上。

第一生命 <8750> 134900 -300
3日続落。朝方はみずほ証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価24万円を継続したことで買い直されたが、上値の売り物に押された。同証券では新契約マージンの高さや資産内容の健全性、保険規制対応の普通株増資の可能性を否定していることを評価し、「評価余地は大きい」と。

2010年6月3日木曜日

【NBA】セルティックス、“ブルーインズの二の舞”回避でひと安心

第3戦でNBAファイナル進出に王手をかけながらも、オーランド・マジックに2連勝を許して足踏み状態が続いていたボストン・セルティックス。しかし現地28日に地元で行われた東カンファレンス決勝第6戦でようやく白星をもぎ取り、2年ぶりのファイナル進出を決めた。

 この日31得点、13リバウンドをマークした“ビッグスリー”の一角、ポール・ピアスは「連敗しても悲観的にならなかったし、逆に3連勝中も有頂天にはならなかった」と平常心を強調。それでも、セルティックスと同じボストンを本拠地とするNHL(北米ホッケーリーグ)のブルーインズが、東カンファレンス準決勝で3連勝から4連敗を喫して敗退したことに言及し、「俺たちはアイスホッケーをしているのではない」と言いつつも、「いつかはそういうことが起こり得るだろうが、とにかく今年じゃなくて良かったよ」とブルーインズの二の舞を踏まずに済んだことにホッとしていた。

 またドック・リバースHCは、先発メンバーについて「現在のスタメン5人で戦ったシリーズは、これまで負けなしだ。レギュラーシーズン開幕の時から今まで、ずっとそうだと信じている」とコメント。2年ぶりの優勝に自信を見せている。

 セルティックスと、ロサンゼルス・レイカーズ対フェニックス・サンズの西カンファレンスの勝者が激突するNBAファイナルは、6月4日から始まる予定。

2010年5月18日火曜日

本田 香川&内田に「負けないよう頑張る」

日本代表の本田は、W杯を前に同世代から刺激を受けている。

 ともに08年北京五輪に出場したMF香川がドイツ1部ドルトムントへの移籍が決定し、DF内田も同1部シャルケと合意していることに関し、「彼らも新しいチームで競争が始まる。日本代表にとってもいいこと」と歓迎した。本田自身もW杯での活躍次第ではビッグクラブへ移籍する可能性があるだけに、「負けないようにオレも頑張る」と力を込めた。

2010年5月6日木曜日

【NBA】右ひじ痛のレブロン、チーム練習に姿見せず

ボストン・セルティックスとのカンファレンス準決勝第2戦を地元で落とし、対戦成績を1勝1敗とされたクリーブランド・キャバリアーズ。右ひじの負傷が懸念されるレブロン・ジェームスは、現地4日のチーム練習に姿を見せなかった。

 レブロンは前日の試合で24得点をマークしたが、普段のような積極性は影を潜めていた。今週後半にも3度目の精密検査を受ける予定だという。キャブスをレギュラーシーズン最高成績に導き、2年連続MVPに輝いたレブロンが完調でなければ、チームとレブロン自身にとっての初タイトルという夢が遠のいてしまうことは必至だ。

 ガードのモー・ウィリアムスは「レブロンはケガを言い訳にしたりしない。きっとプレーできる状態に仕上げて出場するはず」とエースを信頼。その一方でマイク・ブラウンHCは「シリーズを勝ち抜くためにもっと緊迫感を持たないと駄目だ。昨日の敗戦を糧にしたい」と、チーム全体に注文をつけた。

 なおシリーズ第3戦は、セルティックスのホーム、ボストンで現地7日に行われる。

2010年4月6日火曜日

Jリーガーの年俸って高いの?安いの?

6日に開幕したJリーグ。W杯イヤーということもあり、例年以上の盛り上がりが期待されている。近年、Jリーガーの年俸が話題になることはほとんどない。創成期のJリーグはカズ、ラモス、武田など1億円プレーヤーが多数おり、『ジャパンマネー』を目的に世界の名立たる外国人プレーヤーも来日。

 だが、98年シーズン限りで横浜フリューゲルスが消滅し、読売新聞社もヴェルディ川崎から手を引いた。以降、Jリーガーの年俸は全体的に低下した。唯一、推定年俸の記載がある日刊スポーツ出版社の『2010年Jリーグプレーヤーズ名鑑』を参考に、先日おこなわれた東アジア選手権・対韓国戦の日本代表スターティングメンバーを見てみよう。

GK 楢崎正剛(33・名古屋グランパスエイト)      9000万円
DF 田中マルクス闘莉王(28・名古屋グランパスエイト) 1億2千万円
  長友佑都(23・FC東京)               2500万円
  内田篤人(21・鹿島アントラーズ)       4000万円
  中澤佑二(32・横浜F・マリノス)         1億2000万円
  遠藤保仁(30・ガンバ大阪)           1億1000万円
  稲本潤一(30 ・川崎フロンターレ)         8000万円
  中村憲剛(29・川崎フロンターレ)          6500万円
  大久保嘉人(27 ・ヴィッセル神戸)         8000万円
FW 岡崎慎司(23・清水エスパルス)           3500万円
  玉田圭司(29・名古屋グランパスエイト)    5000万円

 1億円プレーヤーは3人。長友の2500万円が最も低い。途中出場メンバーでは、横浜F・マリノスとの開幕戦で決勝ゴールを挙げた平山相太(24・FC東京)は2500万円、アシストをした石川直宏(28・FC東京)は3000万円。1億円プレーヤーが続出しているプロ野球界と比べると、相対的に低いようである。

2010年3月17日水曜日

KID“蘇生”宣言!夏前にも復帰へ

神の子こと山本“KID”徳郁(33)が16日、千葉・国際医療福祉専門学校に特別講師として登場。昨年大みそかのDynamite!!でSRCフェザー級王者・金原正徳に敗れて以来、75日ぶりに公の場に現れ、近日中の復帰を宣言した。
 KIDは救急救命士の卵たちを激励し、心臓マッサージも練習した。だから…というわけでもないだろうが、ファイターとしての“蘇生”にも言及。「最近、沖縄で合宿とかし始めてるんで。平仲ボクシング(スクール)ジムに月の半分くらいいる」と、元WBA世界Sライト級王者・平仲明信氏に師事していることを明かした。
 現在、プロ初の3連敗中だが、KIDは「心配しないで下さい」ときっぱり。「今年は試合、何回かやるんで。調子を取り戻して頑張るんで」と約束した。DREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは「夏前には」と復帰時期に言及。DREAMでは22日・さいたま大会後、4月下旬に韓国大会を予定しており、神の子の復活はその次、初夏の大会になりそうだ。