2010年6月3日木曜日

【NBA】セルティックス、“ブルーインズの二の舞”回避でひと安心

第3戦でNBAファイナル進出に王手をかけながらも、オーランド・マジックに2連勝を許して足踏み状態が続いていたボストン・セルティックス。しかし現地28日に地元で行われた東カンファレンス決勝第6戦でようやく白星をもぎ取り、2年ぶりのファイナル進出を決めた。

 この日31得点、13リバウンドをマークした“ビッグスリー”の一角、ポール・ピアスは「連敗しても悲観的にならなかったし、逆に3連勝中も有頂天にはならなかった」と平常心を強調。それでも、セルティックスと同じボストンを本拠地とするNHL(北米ホッケーリーグ)のブルーインズが、東カンファレンス準決勝で3連勝から4連敗を喫して敗退したことに言及し、「俺たちはアイスホッケーをしているのではない」と言いつつも、「いつかはそういうことが起こり得るだろうが、とにかく今年じゃなくて良かったよ」とブルーインズの二の舞を踏まずに済んだことにホッとしていた。

 またドック・リバースHCは、先発メンバーについて「現在のスタメン5人で戦ったシリーズは、これまで負けなしだ。レギュラーシーズン開幕の時から今まで、ずっとそうだと信じている」とコメント。2年ぶりの優勝に自信を見せている。

 セルティックスと、ロサンゼルス・レイカーズ対フェニックス・サンズの西カンファレンスの勝者が激突するNBAファイナルは、6月4日から始まる予定。

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