2010年4月6日火曜日

Jリーガーの年俸って高いの?安いの?

6日に開幕したJリーグ。W杯イヤーということもあり、例年以上の盛り上がりが期待されている。近年、Jリーガーの年俸が話題になることはほとんどない。創成期のJリーグはカズ、ラモス、武田など1億円プレーヤーが多数おり、『ジャパンマネー』を目的に世界の名立たる外国人プレーヤーも来日。

 だが、98年シーズン限りで横浜フリューゲルスが消滅し、読売新聞社もヴェルディ川崎から手を引いた。以降、Jリーガーの年俸は全体的に低下した。唯一、推定年俸の記載がある日刊スポーツ出版社の『2010年Jリーグプレーヤーズ名鑑』を参考に、先日おこなわれた東アジア選手権・対韓国戦の日本代表スターティングメンバーを見てみよう。

GK 楢崎正剛(33・名古屋グランパスエイト)      9000万円
DF 田中マルクス闘莉王(28・名古屋グランパスエイト) 1億2千万円
  長友佑都(23・FC東京)               2500万円
  内田篤人(21・鹿島アントラーズ)       4000万円
  中澤佑二(32・横浜F・マリノス)         1億2000万円
  遠藤保仁(30・ガンバ大阪)           1億1000万円
  稲本潤一(30 ・川崎フロンターレ)         8000万円
  中村憲剛(29・川崎フロンターレ)          6500万円
  大久保嘉人(27 ・ヴィッセル神戸)         8000万円
FW 岡崎慎司(23・清水エスパルス)           3500万円
  玉田圭司(29・名古屋グランパスエイト)    5000万円

 1億円プレーヤーは3人。長友の2500万円が最も低い。途中出場メンバーでは、横浜F・マリノスとの開幕戦で決勝ゴールを挙げた平山相太(24・FC東京)は2500万円、アシストをした石川直宏(28・FC東京)は3000万円。1億円プレーヤーが続出しているプロ野球界と比べると、相対的に低いようである。