2010年7月15日木曜日

北朝鮮・在韓国連軍、将官級会談の開催に原則合意

【ソウル15日聯合ニュース】在韓国連軍司令部・軍事休戦委員会と北朝鮮・朝鮮人民軍板門店代表部は15日に板門店で大佐級実務会談を開催。韓国哨戒艦沈没事件を扱う将官級会談を開くことで意見をまとめたようだ。
 国連軍司令部の報道資料によると、同日の大佐級会談は約1時間半にわたり行われ、双方はそれぞれ上層部との協議を踏まえ、将官級会談に関する詳細事項を確認することで合意した。同日の協議結果を上部に報告した後、もう一度実務会談を行うか、すぐに将官級会談を行うかを決定する。
 国連軍司令部側は会談で、哨戒艦沈没事件を朝鮮戦争休戦協定の枠内で協議しようと提案した一方、北朝鮮側は韓国の調査結果に対する「調査団」派遣を主張し、一時は会議場に緊張感が漂ったとされる。事件に対する双方の溝が大きいため、将官級会談の前にもう一度実務会談が開かれる可能性が高いとみられる。
 国連軍司令部と北朝鮮軍の将官級会談は、信頼構築の一環として1998年6月に初開催され、これまで16回行われた。

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